2014年08月

2014年08月11日

enjoy computing

先日iPodを購入した所、説明書らしき印刷物は入っていなかった。
Apple的に言わせれば、「説明書などなくとも簡単に扱える」のだろう
スマートフォンでうっかり手が滑ってしまった時など、間違えていつもと違う挙動をさせてしまう場合がある。
その動きは説明書には書いていなかった、ということも多い。
基本的には道具をどこかから買ってくると説明書などが入っているものだ。
しかし、職人の工具など、用途が明確なものなどはほぼ説明無しのものも多い。
論文で自明の事柄は省略するのと似ているかもしれない。論を待たないのだ。
コンピュータデバイスが普及した昨今では、上記と同様、操作について論じたり説明したりする必要が必ずしもある訳ではないと言える。
かといってそれは人間が完全なコンピュータリテラシーを備えているというわけではな
。飽くまで推測能力が電子機器において高まった、というだけのことだ。
未知の機械を触っていて楽しい理由は、入出力の関係がまだ読みきれないからだ。
コンピュータを好きになるならば、この気持ちを何よりも大切にして欲しい。
何が起こるのか、何を起こせるのか。数秒後の未来にも楽しくなれる機械。
そんなものを作ってみたいなと、こんなまとまらない文章を書きながら妄想していた夜であった。

taishudoor at 20:22|PermalinkComments(0)大周